ビットコインカジノの法律と税金

【ビットコイン（仮想通貨）の税金】と【オンカジ勝利金の税金】を区別

なんらかの営利を目的とする活動で利益が発生した場合は納税するのが基本です。

ビットコイン（仮想通貨）を扱うオンラインカジノでプレイする場合、

✅【オンラインカジノでプレイして勝利金を得た場合の税金】

✅【ビットコイン（仮想通貨）取引（オンカジの場合両替）で利益が出た場合の税金】

をそれぞれ個別に理解して、ケースバイケースで対応する必要があります。

ビットコイン（仮想通貨）にかかる税金は？

ビットコインなど仮想通貨は、購入時よりも価格が上がり売却時に利益が出た場合は【雑所得】として課税対象になります。

ビットコインをはじめとする仮想通貨を売却または使用することにより生じる利益については、事業所得等の各種所得の基因となる行為に付随して生じる場合を除き、原則として、雑所得に分類され、所得税の確定申告が必要となります。

国税庁ホームページより引用

ビットコイン（仮想通貨）が課税対象になるタイミングは？

ビットコイン（仮想通貨）の利益が確定して課税対象になるタイミングとしては以下の4つが明記されています。

仮想通貨の利益が確定するタイミング

仮想通貨の売却

仮想通貨での商品の購入

仮想通貨と仮想通貨の交換

仮想通貨をマイニングで取得した場合

国税庁ホームページより引用

オンラインカジノの賞金にかかる税金は？

オンラインカジノの賭けで得た勝利金は、競馬・パチンコ・パチスロなどと同様に【一時所得】として課税対象になります。

一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。

この所得には、次のようなものがあります。

(1) 懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)

(2) 競馬や競輪の払戻金

(3) 生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等

(4) 法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものは除きます。)

(5) 遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等

国税庁ホームページより引用

オンカジ でビットコイン（仮想通貨）だけを使った場合の税金は？

さて、ではビットコインでベットしてビットコインで賞金をもらった場合は税金はどうなるのでしょうか？

ビットコインでベットしてビットコインで勝利金をもらう場合も原則は同じ。

【カジノで勝って利益（勝利金）が確定した瞬間】と【ビットコインの為替差益での利益（あれば）】がそれぞれ課税対象になります。

オンカジ で勝ってビットコインで賞金をもらったら課税対象

オンラインカジノで勝って利益が確定した場合は、ビットコインでもらった場合でもその時点での法定通貨での価値は確定しているので、そのレートでの勝利金に対して一時所得として課税対象になります。

ビットコイン（仮想通貨）を両替して利益が出たら課税対象

ビットコイン（仮想通貨）が課税対象になるのは、買い物や両替などで仮想通貨の法定通貨（日本円）に換算した価値が確定した瞬間です。

オンラインカジノでは言えば、出金やゲームプレイのために日本円など法定通貨や他の仮想通貨に両替した瞬間に使った分のビットコインの日本円価値が確定しますので、ここで利益（買った時よりも日本円換算額が高い）が出ていれば雑所得として課税対象になります。

ビットコインで出入金して利益をコントロール！

税金はきちんと支払うべきものなのでプレイヤー側で調整はできません。
でも、ビットコインでベットしてビットコインで勝利金をもらい、ビットコインウォレットで管理すれば、レートの変動による差益の損失はコントロールしやすくなります。

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