テキサスホールデム・ポーカーの基本ルールや覚えておきたい用語を整理してまとめました。
テキサスホールデム・ポーカーは、投資ともスポーツとも称されて世界大会も数多く開かれるなど、今世界中で1番プレイされているポーカー・ゲームのトレンド。
優勝すると億単位の賞金がもらえる大会もあるため、アメリカではメジャーリーガーやNBA選手と並んで、プロポーカーも子供たちの憧れの存在になっています。
テキサスホールデム・ポーカーの基本ルールと用語
テキサスホールデム・ポーカーは、フロップポーカーの1種で、コミュニティカードという参加者全員が自分のカードとして使える(表向きになっていて全員が確認できる)共通のカードがあることが特徴です。
個々に配られる5枚のカードで作るハンド(役)で勝負するファイブドローポーカーとは違い、テキサスホールデム・ポーカーではカードの交換はできませんが、5枚のコミュニティカード(共有カード)と2枚のホールカード(自分だけのカード)の合計7枚のうちの5枚(ホールカードを使わずにボードの5枚でハンドを作ってもOK)を使って作れるハンドをもとに、他のプレイヤーとの駆け引きを繰り返しながらプレイアクションを決めます。
勝つ方法は、最終的に1番強いハンドを作るか、弱い手でもブラフ(強いと思わせる事)を使い自分以外のプレイヤーを勝負から降ろす(フォールド)かの2つあり、絶望的に弱いハンドでもまだ勝つ可能性があるのが面白いところ。
1ゲーム中に4回ある駆け引きのチャンス(ラウンドごとに共通のカードがめくられて展開が変わる)の中でポーカーらしい心理戦が楽しめます。
- テキサスホールデム・ポーカーの流れ
- 使用するカードはジョーカーを除く52枚
- ①ポジション(アクションをとる順番)を決める
- ②4つのラウンドでプレイヤーがそれぞれアクションをとる
- ③ショーダウン時に1番強い役を作ったプレイヤーか、参加者を全員フォールドさせて最後に残ったプレイヤーが賞金(全プレイヤーのベットした累積チップ)を総取り
- テキサスホールデム・ポーカー1ゲーム内の4ラウンド
- ①プリフロップ:各プレイヤーにホールカード2枚が配られる
- ②フロップ:テーブルのコミュニテイカード3枚が表向きになる
- ③ターン:4枚目のコミュニテイカードが表向きになる
- ④リバー:5枚目のコミュニテイカードが表向きになる
- プレイヤーのアクション
- ☑︎フォールド:ゲームから降りてカードをディーラーに返す
- ☑︎チェック:1ドルも賭けず次のプレイヤーにアクションをまわす
(いわゆるパスで誰もベットしていない状態でしかできない)
- ☑︎ベット:それまでに誰もベットしていない状態でベットする
- ☑︎コール:それまでと同額をベットする
- ☑︎レイズ:それまでにベットされた金額に上乗せしてベットする
- ☑︎リレイズ:それまでにレイズされた金額に上乗せしてベットする
- ☑︎オールイン:自分が持っているチップを全額賭ける
(勝負を続行するには同額まで賭ける必要がありますが、手持ちが少なくコールができない時に手持ち資金を全部ベットすることでゲームの続行を認めてもらえるオプション。
ただし勝った場合でももらえるチップは自分が賭けた額までになり、残りはまだ残ってるプレイヤーの1番強いハンドを持っている人に支払われます。)
- テキサスホールデム・ポーカーの基本用語
- ☑︎ブラインド:プリフロップでSBとBBが強制的にベットする金額(額はテーブルにより独自に設定)
ポーカーには全員が支払う参加料がないため、ずっとフォールドしてお金を全く使わず永遠にゲームに参加し続けるプレイヤーが出ないように強制的にベットされた状態からゲームが進行します。
- ☑︎ポット:各ラウンドで集められたチップの山
1度ポットに入れた(ベットした)チップは勝たない限り戻りません。
- ☑︎サイドポット:オールインしたプレイヤーが勝利した場合にもらえるチップは自分が賭けた額までなので、他のプレイヤーがそれ以上賭けたチップはメインのポッドとは別に管理されます。
- ☑︎ミニマムベット:ベットできる最小金額(通常はBBが支払うブラインド)
- ☑︎ミニマムレイズ:ベット額2倍
- ☑︎ミニマムリレイズ:レイズされた額の2倍を上乗せした額
- ☑︎コミュニティカード:テーブルに置かれたプレイヤー全員で共有するカード(順次公開)
- ☑︎ホールカード:プレイヤーに固有に配られたカードで、プレイ中は他のプレイヤーに非公開
- ☑︎ショーダウン:リバーでプレイヤーのホールカードを公開すること
- ☑︎チョップ:ショーダウンしてハンドの強さがまったく同じだった場合
ポットのチップは引き分けた人数で等分(割り切れない場合はポジションの悪い人(SBに最も近い人)に多めに)して支払われます。
- テキサスホールデム・ポーカーの種類
- ☑︎ライブ・ディラーゲーム:オンラインカジノでディーラーと1対1で勝負する
- ☑︎キャッシュゲーム:チップをその都度購入してプレイヤー同士で勝負
- ☑︎トーナメント:参加者全員が同等のチップを持って一斉にスタートしチップが無くなったらトーナメント敗退
テキサスホールデム・ポーカーのゲームの流れ
テキサスホールデム・ポーカーでは、アクションのチャンスが4回あります。
テキサスホールデム・ポーカーの流れを順に説明します。
ポジション(ベットの順番)決め
テキサスホールデム・ポーカーは2〜9人でプレイするのが一般的ですが2人以上いればゲームは進行でき、基本的に空いているテーブルにいつでも参加し、やめたいタイミングで自由に離席できます。
テキサスホールデム・ポーカーでは、ゲームを進行するためにアクション(チップを賭けるなど)を行なう順番を最初に決めます。
- テキサスホールデム・ポーカーのポジション
- 1番目:スモールブラインド(SB)
- 2番目:ビッグブラインド(BB)
- 3番目:アンダーザガン(UTG)
….
- 最後の人:(ディーラー)ボタン(BTN)
最初にBTNを決めて、必然的に残りの順番が決まります。
ディーラー(カードを配るゲームの進行人:プレイヤーではない)がプレイヤーに1枚ずつカードを配った時に1番強いランク(Aが最強で2が最弱)の人に決定して、チップより若干大きめな円盤状のアイテム(「D」などの目印)をおき、BTNが最後になるように時計回りに順番が決まります。
BTNの隣で1番目となるSBと、その隣の2番目になるBBはブラインドと呼ばれる強制的に支払わなければならないチップを先にテーブルに出しておきます。
プリフロップ【ラウンド1】
ポジションが決まったら、ディーラーはSBから時計回りに更に1枚ずつ全プレイヤーにカードを配ります。
最初に各プレイヤーに配られた2枚のカードをホールカードと呼び、プレイヤー固有のカード(他のプレイヤーに非公開)になります。
全員にカードが配り終わったところでプレイヤーのアクションが開始されますが、SBとBBはブラインド(強制ベット)ですでにチップを賭けたことになっている(フォールドもできない)ので、その次の3番目にあたるプレイヤー(UTG)からアクションを行います。
3番目のプレイヤーは、1番最初に能動的なアクションをしなければならないので1番不利だと言われていますが、BBのベットに対してフォールド、コール、レイズの3つからアクションを選択します。
チェックは、誰もベットしていない状態でしかできないためプリフロップでは選択できません。
その後も順番通りにアクションを選択していき、BTNのアクションが終了した時点で1ラウンド1週目が終了となりますが、SBとBBは最初にブラインド(強制的に支払わなければならないチップ)がアクションとみなされ自分の意思でアクションを行なっていませんので、プリフロップに限りBTNの後にアクションが選択できる「オプション」の権利があります。
SSがオプションで取れるアクションは他のプレイヤーと同じですが、コールやレイズの場合はブラインドの金額に相応の金額を足せばよく、フォールドする場合はブラインドの金額は戻りません。
BBがオプションで取れるアクションも基本的には他のプレイヤーと同じですが、誰もレイズしていない場合はブラインドを残したままチェック(パス)ができます。
アクションは参加者のベット額が同じ額で揃うまで続けられ(周回し)、全員が同じベット額になったらテーブルに出されたチップは一度集計(ポット)され、プリフロップでフォールドしていないプレイヤーだけが次のラウンド(フロップ)に進みます。
フロップ【ラウンド2】
プリフロップ終了後の2ラウンド目はフロップと呼ばれ、プリフロップでフォールドしていないプレイヤーだけが参加できます。
テキサスホールデム・ポーカーでは、プリフロップの段階でフォールドする(ゲームを降りる)人が多く、この時点で2-3人に絞られるケースがほとんどです(もちろん全員残る場合もあります)。
フロップでは、ディラーがカードの山の1番上にあるカード(バーン・カード)を不正防止のために横にどけたら、3枚続けてカードを表向きにします
この段階で合計3枚のコミュニティカードが開かれた状態になり、プレイヤーそれぞれが持っている2枚のカードでハンド(役)が作れる状態になっています。
アクションの順番はプリフロップの時と同じ(既にフォールドしている人の順番は飛ばす)で、チップはいったんリセットになっているので誰もベットしていなければチェック(パス)もできます。
全員のベット額が同じになたらチップを回収して、同じようにフォールドしなかったプレイヤーだけで次のラウンドに進みます。
全員がチェック(チェックアラウンド)した場合はそのまま全員で次のラウンドに進みます。
この段階で自分が使えるカードの70%は決まっているので、ベットやレイズができる人はすでにハンドが強いか、次のラウンド以降でハンドが強くなる可能性が高い人で、強くなる可能性のないハンドの人はフォールドするケースが多くなります(もちろんハッタリをかます人もいます)。
他の全員がフォールドすればベットした(残った)人の勝ちが決まります。
自分のハンドが実際に他のプレイヤーよりも強いか否かだけではなく、最弱のハンドであったとしてもブラフ(嘘)で全員降ろせば勝ちとなるのがテキサスホールデム・ポーカーを面白くしている最重要ポイントです。
ターン【ラウンド3】
フロップ終了後の3ラウンド目はターンと呼ばれ、フロップでもフォールドしていないプレイヤーだけが参加できます。
ターンではディラーが3枚目と同様にバーン・カードを除いてから、4枚目のコミュニティーカードをオープンにします。
これで合計4枚のコミュニティカードが開かれた状態になり、プレイヤーそれぞれが持っている2枚のカードを含めて6枚から5枚を選んでハンド(役)が作れる状態になっています。
アクションの順番や取れるアクションの種類などはフロップと同じで、ベット額が揃ったら回収して、同じようにフォールドしなかったプレイヤーだけで(全員がチェックした場合はそのまま全員で)次のラウンドに進みます。
1人を残して全員がフォールドすれば残った人の勝ちが決まります。
リバー【ラウンド4】
ターン終了後の4ラウンド目(最終ラウンド)はリバーと呼ばれ、ターンでフォールドしていないプレイヤーだけが参加できます。
リバーでは、ディラーがバーン・カードを1枚除いてから5枚目のコミュニティーカードをオープンにします。
これで合計5枚のコミュニティカードが開かれた状態になり、プレイヤーそれぞれが持っている2枚のカードを含めて7枚から5枚を選んでハンド(役)が作れる状態になっています。
アクションの順番や取れるアクションの種類などはフロップやターンと同じで、全員がチェック(チェックアラウンド)するか全員が同じベット額になったら、プレイヤーがそれぞれのホールカードを公開(ショーダウン)して勝負が決まります。
ハンド(役)はアグレッサー(直前に積極的なベッティングアクションを行った人(最後にレイズした人→ベットして他全員がコールの場合はベットした人→チェックアラウンドの場合はSB)から順番に公開し、1番強いハンド(役)を作ったプレイヤーが全てのラウンドで回収した金額を総取りできます。
ショーダウンでハンド(役)の強さがまったく同じ場合は引き分け(チョップ)となり、引き分けた人数でチップを山分けし、割り切れない場合は、SBに最も近い(より不利な状況でプレイした)人に多く分配されます。
ホールカードを公開前に最後のプレイヤーを残して全員がフォールドしていれば、最後に残ったプレイヤーが役に関わらず勝ちとなり賞金を総取りできます。
次のゲームへ
テキサスホールデム・ポーカーでは1ゲームが終了するとBTNが時計周りに移動して、前回SBだった人がBTNになります。
1ゲームずつBTNが移動することで参加者全員が順に全てのポジションを担当します。
厳密にはブランイドの負担が大きいBBが2回連続にならないように、わかりやすい目印のあるBTNを移動させていています。
途中参加や途中離席などで人数やメンバーの変更があった場合でも、ディーラーボタンが2連続で続く可能性はありますが、BBが2連続になることはありません。
テキサステキサスホールデム・ポーカーのハンド(役)
テキサスホールデム・ポーカーでは、1番強いハンド(役)を作った(または作ったように見せて他のプレイヤーを全員ゲームから降ろした)プレイヤーが賞金を総取りできます。
テキサスホールデム・ポーカーのハンドを弱い方から順にまとめました。
【ポーカーの役(ハンド):弱い順】
- ハイカード:ノーペアの場合は1番強いカードを持っている人が勝ち
- ワンペア:数が同じカードのペアを1組
- ツーペア:数が同じカードのペアを2組
- スリー・オブ・ア・カインド(スリーカード):数が同じカードが3枚
- ストレート:数字が連続する(スーツは問わず)5枚(AはA-2-3-4-5,10-J-Q-K-Aのみ)
- フラッシュ:同じ絵柄のカードを(数字は問わず)5枚
- フルハウス:ワンペアとスリーカードを組み合わせ
- フォー・オブ・ア・カインド(フォーカード):数が同じカードが4枚ある役
- ストレートフラッシュ:ストレートとフラッシュを組み合わせ(数字が連続する同じ絵柄5枚)
- ロイヤルストレートフラッシュ:全て同じ絵柄で「10,J,Q,K,A」
テキサステキサスホールデム・ポーカーの必勝法・攻略法
テキサスホールデム・ポーカーでは、共通カードがめくられるたびに展開が変わるので、途中までは勝つ確率が高くても、最後の1枚がめくられたことで一気に逆転されることもよくあります。
また、テキサスホールデム・ポーカーでは、ブラフや心理的駆け引きも勝敗に関係するため、単純に手札の優劣だけで勝ちが決まるとは限りません。
手札が良いからといきなり大きくレイズすれば、他の全員が降りてしまい取り分が思うように増えなかったり、相手のブラフに翻弄されてそのまま続けていたら勝てた勝負を降りてしまって悔しい思いをすることもあるでしょう。
各ラウンドで「自分のハンドの可能性を考え、相手のハンドを予想し、勝敗の確率を計算し、どう振る舞うかを決める」心理的な駆け引きで勝負が決まるテキサスホールデム・ポーカーで勝つためには、ひたすら経験と練習を積んでスキルを磨いていくしかありません。
まずは、初心者が犯しやすいミスやプロ・ポーカーたちがフィッシュ(ポーカーでのカモ)をどう見極めているのかを理解しましょう。
テキサスホールデム・ポーカー必勝法
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1対1でルールがよりシンプルになっているので、テキサスホールデム・ポーカーを理解したり、プレイヤー同士の対戦に挑む前の練習としてはオススメです。
また、オンラインカジノではテキサスホールデム・ポーカーをもっとシンプルに気軽に楽しめるようにしたカジノホールデム・ポーカーもありますので、初めての人はここからはじめてみてもいいかもしれません。
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