カジノホールデム・ポーカーは、コミュニティカードを使ったフロップ・ポーカーの一種で、オンラインカジノで遊べるポーカーゲームの中でも人気があり、本場カジノと中継をつないだライブディーラーゲームでも楽しめます。
カジノホールデム・ポーカーは、世界中を熱狂させているテキサスホールデム・ポーカーをシンプルにした感じなので、まずフロップ・ポーカーに慣れて、これからテキサスホールデム・ポーカーに挑戦したい人の練習としてもオススメです。
カジノ・ホールデムポーカーとは
カジノホールデム・ポーカーは、カジノホールデムやカリビアンホールデム・ポーカーとも呼ばれ、2000年にステファン・オーヤング(Stephen Au-Yeung)がプレイヤー同士で対戦するテキサスホールデム・ポーカーを、カジノ(ハウス)側と対戦する形式にリデザインしたのが始まりです。
2002年にイギリスのロンドンで開催された国際カジノ博覧会で紹介されてから、世界中でプレイされるようになり、現在ではオンラインカジノゲームの人気定番ゲームのひとつとなっています。
カジノホールデム・ポーカーは、テキサスホールデム・ポーカーを元にしているので、使うカードの枚数や大きな流れは同じですが、かなりシンプルになっています。
- 【注目比較ポイント】
- ①対戦相手
- ②アクション選択の回数
テキサスホールデム・ポーカーはプレイヤー同士で勝敗を競いますが、オンラインカジノで遊べるカジノホールデム・ポーカーは、ディラー(もしくはソフトウェア)との1対1の勝負になります。
また、テキサスホールデム・ポーカーでは、アクションを選ぶチャンスが4回ありますが、カジノホールデム・ポーカーでは最初の1回だけです。
テキサスホールデム・ポーカーは今世界中が熱狂しているポーカーのトレンドですが、プレイヤーが揃う環境がないとできないですし、ポーカー初心者がいきなり挑むとフィッシュ(カモ)になってしまう可能性もあるので、まずは自宅で遊べるオンラインカジノで、ディーラーと1対1の勝負であるカジノホールデム・ポーカーから始めるのがオススメです。
カジノ・ホールデムポーカーの基本ルール
カジノホールデム・ポーカーは、プレイヤーに配られた2枚のカードとテーブルに置かれる5枚のコミュニティーカード(共通カード)の合計7枚から5枚の組み合わせを選んでハンド(役)を作り(カードの交換は不可)、デイーラーとハンドの強さを競う(または相手が降りるのを待つ)トランプを使ったテーブルゲームです。
開いてるテーブルがあればいつでも好きなタイミングで勝負開始可能で、離席のタイミングも自由です。
同じテーブルにプレイヤーが何人いても関係なく(オンラインカジノの場合他のプレイヤーは見えませんが)、対戦相手はディーラーだけです。
ディーラーと勝負!といってもディラーは機械的にカードを操作するだけで、ディラーによって強い・弱いはありませんので、顔で選んでも問題ないです(笑)
大まかなルール、流れ、役の強弱、用語などはテキサスホールデム・ポーカーと同じです。
カジノ・ホールデムポーカーの流れ
カジノホールデム・ポーカーの流れはとてもシンプルです。
- カジノホールデム・ポーカーの流れ
- 使用するカードはジョーカーを除く52枚(Aが最強・2が最弱)
- ①時間内にANTEと書かれた枠に賭けたいチップを置く
- ②最初のカードがセットされた時点でコールかフォールドを選択する
- ③デイラーカードを含む残りのカードを表にして勝負が確定
アンティ(ゲームの参加表明)
カジノホールデム・ポーカーでは、「ANTE(アンティ)」と書かれている所定の場所に自分が賭けたい金額チップを置くことでゲーム参加の意思表明をします。
ボーナスゲームが設定されている場合は、ボーナス「BONUS」と書かれた場所に追加でベットします。
アクションの選択
「ANTE(アンティ)」でゲーム参加を表明すると、2枚(表向き)のカードが配られます。
同時に中央に3枚(表向き)のコミュニティーカードが置かれ、ディーラーに2枚(裏向き)にカードが配られます。
この時点で、ゲームを継続するかゲームを降りるかの選択をします。
ゲームを継続する場合は、コールを選択してアンティの2倍を追加でベットし、ゲームを降りる場合はフォールドを選択します。
プレイヤーが選択できるのはここまでで、あとは自動でゲームが進行して勝敗が決まります。
フォールドした場合はアンティの賭け金が全額没収となりゲームが終了になります。
また、BONUS(ボーナス)に賭けていて、この時点で役が揃っていても、コールしない場合はボーナスの配当はもらえず、賭け金も戻りません。
勝負確定
プレイヤーがコールを選択した場合は、コミュニティカードが2枚(1枚づつではなく一度に2枚)が追加されて5枚になり、プレイヤーの最強ハンド(役)が決まります。
最後にディラーが伏せていた2枚のカードを表向きにし、7枚のカードを使って最強ハンドを作りますが、ディラーは予めゲームルールで決まっている強さのハンド以上でない場合は強制的にフォールドしなければなりませんので、まずディーラーの役を確認して、ディーラーにゲームを継続する権利があるかどうか(クオリファイ:Qualifyといいます)を確認しましょう。
- Not Qualifyの場合
- Anteは成立した役によって配当決定
- コールはプッシュ(引き分け)扱いで払い戻し
- Qualifyの場合
- ディラーがQualifyの場合は役の強弱で配当が決まります。
- ①勝ち:Anteは成立した役ごとの配当+コールの賭けの1倍
- ②引き分け:全額払い戻し
- ③負け:賭け金全額没収
ディーラーがフォールドした場合は、アンティ(Ante)に賭けた額に対して成立した役の配当が支払われ、コールベットに対してはプッシュ(引き分け)扱いでそのまま払い戻されます。
ディーラーのハンドが成立して、ハンドの強さでプレイヤーが勝った場合は、アンティ(Ante)に賭けた額に対する成立した役の配当とコールベットに対する1倍が支払われます。
負けた場合は賭け金は没収、引き分け(プッシュ)の場合は全額払い戻されます。
ブラフを味わえる?カジノホールデム・ポーカーの特別ルール
ディラーと1対1で勝負するカジノホールデム・ポーカーでも、ブラフ(強いと思わせる事)で相手降ろさせるポーカーならではの駆け引きの醍醐味を少し味わえる特別ルールが設定されています。
カジノホールデム・ポーカーでは、ディラーに限り4のペア以上を役(ハンド)として認めるという制限を設けていて、ディーラーの手札が4のペア未満であった場合、ディーラー側は強制的にフォールドしなければいけませんので、プレイヤーのハンドが絶望的に弱くてもプレイヤーが勝てるチャンスを残しています。
ディーラーがNot Qualifyになると、自分のハンドがディーラーより弱くても勝てるチャンスにもなりますが、逆に自分のハンドが強かった場合でもコール分の配当が減ってしまうので、重要なルールのひとつとして頭に入れておきましょう。
カジノ・ホールデムポーカー 役成立確率と配当
カジノホールデム・ポーカーでは、7枚のカードを使って手役を作るため、ワンペアやツーペアが成立しやすいため、ストレートまでの配当は1倍です。
5枚のコミュニティカードと2枚のホールカードで各役が成立する確率と配当を表にまとめました。
カジノホールデム・ポーカーの確率と配当例(機種により異なる) | ||
---|---|---|
ハンド | 確率 | 配当倍率 |
ロイヤルフラッシュ | 0.0032% | 100倍 |
ストレートフラッシュ | 0.0279% | 20倍 |
フォーオブアカインド(フォーカード) | 0.168% | 10倍 |
フルハウス | 2.6% | 3倍 |
フラッシュ | 3.03% | 2倍 |
ストレート | 4.62% | 1倍 |
スリーオブアカインド(スリーカード) | 4.83% | 1倍 |
ツーペア | 23.5% | 1倍 |
ワンペア | 43.8% | 1倍 |
ノーペア | 17.4% | 1倍 |
カジノホールデム・ポーカーの必勝法
カジノホールデム・ポーカーで効率よく稼ぐためには、フォールドするかコールするかの見極めが重要になります。
カジノホールデム・ポーカーの必勝法については以下の記事にまとめています。
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